第76回 午前 問13
超音波の性質で正しいのはどれか。
- 1生体内を主に横波で伝播する。
- 2波長が長いほど指向性が向上する。
- 3伝播速度は媒質の密度に関係しない。
- 4周波数が高いほど深部に到達しにくくなる。
- 5検査で用いる周波数はおよそ 100 kHz である。
正答: 4
超音波は生体軟部組織中を主に縦波として伝播し、周波数が高いほど生体組織による減衰が大きくなるため深部への到達性が低下する。したがって選択肢4が正しい。
- 1. × 超音波は生体軟部組織中では主に縦波として伝播し、横波ではない。
- 2. × 指向性はビーム径と波長の関係で決まり、波長が長い(周波数が低い)ほど指向性はむしろ低下する。
- 3. × 超音波の伝播速度は媒質の密度や弾性率に依存し、密度に無関係ではない。
- 4. ○ 周波数が高いほど生体組織による減衰が大きくなり、深部への到達性が低下する。
- 5. × 一般的な超音波検査で用いる周波数はおよそ数MHz帯であり、100kHzではない。
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