第75回 午後 問95
図の ROC 曲線で、雑音のみの確信度正規分布の標準偏差が信号ありの確信度正 規分布の標準偏差より小さいときの曲線はどれか。
- 1A
- 2B
- 3C
- 4D
- 5E
正答: 3
ROC曲線の非対称性を問う。両分布の標準偏差が等しいとROC曲線は対角線に関して対称になる。雑音のみの分布の標準偏差が信号ありの分布より小さい(不等分散)場合、ROC曲線は対称形からずれ、偽陽性率が低い領域での立ち上がりが変化した非対称曲線となる。等分散の対称曲線と区別してこの非対称形を選ぶ。
- × Aは両分布が等分散のときの対称なROC曲線に対応し、標準偏差が異なる本問の条件には合わない。
- × Bは対称形または逆向きの非対称で、雑音分布の標準偏差が小さい場合のゆがみ方と一致しない。
- ○ 雑音のみ分布の標準偏差が信号あり分布より小さいときに生じる非対称なROC曲線がこれで、正しい。
- × Dは非対称の向きが逆、すなわち雑音分布の標準偏差が大きい場合に対応し本条件に合わない。
- × Eは形状が本問の不等分散条件から得られるROC曲線と一致せず該当しない。
この分野を体系的に学ぶ: 画像工学のまとめ →