第75回 午後 問92
X 線 CT で正しいのはどれか。
- 1脂肪肝の CT 値は脾臓の CT 値より高い。
- 2造影検査では検査前日から絶飲食とする。
- 3CT コロノグラフィでは炭酸ガスを注入する。
- 4脳梗塞巣は正常な脳実質より高い CT 値を呈する。
- 5肺野を観察するときのウインドウ幅は 200 HU 程度とする。
正答: 3
CTコロノグラフィ(大腸CT検査)では、大腸内腔を拡張させて描出能を高めるため、肛門から炭酸ガス(二酸化炭素)を注入する方法が広く用いられている。
- 1. × 脂肪肝ではCT値が低下するため、脂肪肝のCT値は正常脾臓のCT値より低くなる。
- 2. × 造影検査で前日からの絶飲食が一律に必要とされるわけではなく、検査目的に応じて数時間程度の絶食とすることが一般的である。
- 3. ○ CTコロノグラフィでは大腸を拡張させるために炭酸ガスを注入する。
- 4. × 脳梗塞巣は脳浮腫やCT値低下を伴い、正常脳実質より低いCT値を呈する。
- 5. × 肺野観察時のウインドウ幅は肺組織と空気のコントラストを描出するため1500〜2000HU程度の広い幅が用いられ、200HU程度は狭すぎる。
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