第75回 午後 問83
標準計測法 12 の光子線における水吸収線量計測の基準条件で正しいのはどれか。
- 1校正深は線質に依存する。
- 2平行平板形電離箱を使用する。
- 3電離箱は半径変位法を用いて設置する。
- 4固体ファントムの使用が認められている。
- 5セットアップは SSD 法または SAD 法による。
正答: 5
標準計測法12の光子線水吸収線量計測では、校正深を10cmに固定し、TMR(10cm,10×10cm2)を用いて基準深に変換するため線質に依存しない。基準条件ではファーマー形(円筒形)電離箱を水ファントム中に幾何学的中心を基準点として設置し、SSD法またはSAD法によるセットアップが規定されている。
- 1. × 光子線の校正深は線質によらず10cmに固定されており、線質に依存しない。
- 2. × 基準条件ではファーマー形(円筒形)電離箱を用いる。平行平板形電離箱は主に電子線測定で用いられる。
- 3. × 半径変位法(0.6rcyl)は相対線量測定で用いられる方法であり、基準条件での絶対線量計測では幾何学的中心を基準点とする実効中心の考え方が用いられる。
- 4. × 基準条件の測定には水ファントムの使用が求められ、固体ファントムは基準計測には認められていない。
- 5. ○ セットアップはSSD法(STD法)またはSAD法によることが規定されており、正しい。
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