第75回 午後 問81
放射線検出器とその関連項目の組合せで正しいのはどれか。
- 1電離箱線量計 電子なだれ
- 2半導体検出器 放射線損傷
- 3蛍光ガラス線量計 加熱特性
- 4熱ルミネセンス線量計 紫外線照射
- 5シンチレーション式サーベイメータ 同時計数回路
正答: 2
半導体検出器はSi等の結晶を用いるため、放射線の照射により結晶格子欠陥が蓄積する放射線損傷(感度低下・特性変化)が生じることが知られており、これが正しい組合せである。
- 1. × 電子なだれ(電子雪崩増幅)はGM計数管など気体増幅を利用する検出器の特徴であり、電離箱線量計は電荷収集のみでガス増幅を用いない。
- 2. ○ 半導体検出器は放射線照射により結晶に格子欠陥が生じる放射線損傷を受ける。
- 3. × 蛍光ガラス線量計は紫外線励起によりオレンジ色蛍光(RPL現象)を測定する方式で、加熱特性ではなく熱ルミネセンス線量計と混同した組合せである。
- 4. × 熱ルミネセンス線量計(TLD)は加熱により発光を読み取る方式であり、紫外線照射ではなく加熱が読み取り原理である。
- 5. × シンチレーション式サーベイメータは光電子増倍管による光電子増幅を利用し、同時計数回路はGM計数管の複数管方式や液体シンチレーション計測などで用いられる技術である。
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