診療放射線技師 過去問集
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第75回 午後 問44

非密封放射性核種を用いた内用療法について正しいのはどれか。

  1. 1γ 線の生物学的効果を利用する。
  2. 2甲状腺癌には 125I が用いられる。
  3. 3悪性リンパ腫には 89Sr が用いられる。
  4. 4甲状腺癌では、投与後 3 〜 7 か月目に全身撮影を行う。
  5. 5特定の組織・臓器に特異的に取り込まれる放射性医薬品を投与する。

正答: 5

非密封放射性核種による内用療法は、特定の組織・臓器に特異的に取り込まれる性質を持つ放射性医薬品を体内投与し、集積した部位に線量を与える治療法である。

  • 1. × 内用療法は主にβ線の生物学的効果(電離作用)を利用する治療であり、γ線は主に体外からの画像診断に利用される。
  • 2. × 甲状腺癌の内用療法には131Iが用いられ、125Iは密封小線源として組織内照射などに用いられる。
  • 3. × 89Srは骨転移による疼痛緩和を目的とした核種であり、悪性リンパ腫の治療には用いられない。
  • 4. × 131I内用療法後の全身シンチグラフィは投与後数日以内に行われ、投与後3〜7か月目という時期は不適切である。
  • 5. ○ 特定の組織・臓器に特異的に取り込まれる放射性医薬品を投与することが内用療法の原理である。

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