第75回 午後 問28
腎静態シンチグラフィで正しいのはどれか。
- 1201TlCl が用いられる。
- 2レノグラム解析が機能評価に有用である。
- 3放射性医薬品投与約 3 時間後に撮影する。
- 4腎移植ドナーのスクリーニング検査として用いられる。
- 5腎集積はハイドロキシアパタイトへの化学的吸着である。
正答: 3
腎静態シンチグラフィは99mTc-DMSA(ジメルカプトコハク酸)を用い、近位尿細管細胞に取り込まれて腎皮質に集積する薬剤の分布から腎実質の形態・機能を評価する検査であり、投与後2〜3時間程度で撮影する。
- 1. × 201TlClは心筋シンチや腫瘍シンチに用いられ、腎静態シンチグラフィの薬剤ではない。
- 2. × レノグラム解析は99mTc-MAG3などによる腎動態シンチグラフィで行われるものであり、静態シンチグラフィではない。
- 3. ○ 99mTc-DMSA投与後約3時間で腎皮質への集積が安定し撮影に適する。
- 4. × 腎移植ドナーのスクリーニングには腎機能や分腎機能を評価する腎動態シンチグラフィが用いられる。
- 5. × 腎皮質への集積は近位尿細管細胞への取り込みによるものであり、骨シンチのようなハイドロキシアパタイトへの化学的吸着ではない。
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