第75回 午後 問25
PET 装置のデータ補正で正しいのはどれか。
- 13D 収集では散乱線補正は必要ない。
- 2外部線源法は近似的な減弱補正である。
- 3定性測定では計数損失補正は行わない。
- 4偶発同時計数補正にはシングル計数率を使用する方法がある。
- 5検出器感度補正は PET 検査前に撮影した CT データを使用する。
正答: 4
PET装置の偶発同時計数(ランダム同時計数)は各検出器のシングル計数率から推定・補正する方法があり、実測delayed windowを用いる方法と並んで用いられる。他の選択肢は補正の実際と整合しない。
- 1. × 3D収集は2D収集より散乱線の寄与が大きく、散乱線補正がむしろ重要になる。
- 2. × 外部線源(透過スキャン)法は実測に基づく減弱補正であり、近似的というよりCTベースの補正と対比される実測法である。
- 3. × 定性測定であっても計数損失(デッドタイム)補正は装置の計数特性上通常行われる。
- 4. ○ 偶発同時計数補正には各検出器のシングル計数率から統計的に推定する方式(singles法)がある。
- 5. × 検出器感度補正は正常化(normalization)スキャンにより行われ、CTデータは減弱補正に用いるものであり感度補正には使用しない。
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