第75回 午前 問64
急性期の炎症で認められるのはどれか。
- 1器質化
- 2滲出液
- 3線維化
- 4瘻孔形成
- 5肉芽腫形成
正答: 2
急性期の炎症では血管透過性の亢進により血漿成分が血管外へ漏出する滲出が特徴的に認められる。器質化・線維化・瘻孔形成・肉芽腫形成はいずれも修復過程や慢性炎症でみられる所見である。
- 1. × 器質化は壊死組織や滲出物が肉芽組織に置換される修復過程であり、急性期ではなく慢性期・治癒過程の所見である。
- 2. ○ 滲出液は急性炎症における血管透過性亢進を反映する典型的所見である。
- 3. × 線維化は慢性炎症の結果として結合組織が増生する所見であり、急性期の主徴ではない。
- 4. × 瘻孔形成は慢性炎症や膿瘍が持続した結果生じる管状構造であり、急性期の所見ではない。
- 5. × 肉芽腫形成は結核などの慢性炎症でみられる特徴的所見であり、急性炎症の所見ではない。
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