第75回 午前 問62
2つ選ぶ病原体の中で最も小さいのはどれか。
採点上の取扱い設問の不備により、厚生労働省は複数の選択肢を正解として採点しました。第75回国家試験の採点上の取扱いに基づきます。
- 1細 菌
- 2ウイルス
- 3プリオン
- 4リケッチア
- 5スピロヘータ
正答: 2・3
本問は公式正答が2つ(ウイルス・プリオン)とされた複数正答扱いの問題です。プリオンは核酸を持たない感染性タンパク質粒子で、粒子の大きさは数nm~十数nm程度と極めて小さく、ウイルス(おおむね20~300nm)と並んで最小の病原体に位置づけられ、いずれも光学顕微鏡では観察できません。
- × 細菌はおおむね1μm前後で、リケッチアやスピロヘータより大きい部類の病原体です。
- ○ ウイルスは20~300nm程度で、細菌の1/10以下と小さく最小候補として正答とされました。
- ○ プリオンは核酸を持たないタンパク質のみの粒子で数nm~十数nmと極小のため正答とされました。
- × リケッチアは0.3~1μm程度の細菌の一種で、ウイルスより大きい病原体です。
- × スピロヘータはらせん状の細菌で長さ数~十数μmと大きい病原体です。
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