診療放射線技師 過去問集
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第75回 午前 問37

臨床標的体積〈CTV〉はどれか。

  1. 1腫瘍の進展や存在が肉眼的に確認できる体積
  2. 2すべての変動や不確実性をマージンとして付加した体積
  3. 3予期せぬ高線量域が発生することを避けるために設定する体積
  4. 4治療計画や処方線量に強く影響する可能性がある正常組織の体積
  5. 5画像等で検知できないが臨床的に腫瘍の進展が疑われる部分を含む体積

正答: 5

正答は5。CTV(臨床標的体積)はGTV(肉眼的腫瘍体積)に、画像等では確認できないが臨床的に腫瘍細胞の進展が疑われる領域を加えた体積として定義される。

  • 1. × 腫瘍の進展や存在が肉眼的に確認できる体積。この記述はGTVの定義である。
  • 2. × すべての変動や不確実性をマージンとして付加した体積。この記述はPTV(計画標的体積)の定義に相当する。
  • 3. × 予期せぬ高線量域の発生を避けるために設定する体積。リスク臓器に関連する体積概念の説明でありCTVの定義ではない。
  • 4. × 治療計画や処方線量に強く影響しうる正常組織の体積。この記述はOAR(リスク臓器)の説明に相当する。
  • 5. ○ 画像等で検知できないが臨床的に腫瘍の進展が疑われる部分を含む体積。ICRU定義でGTVに顕微鏡的進展領域を加えたものがCTVである。

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