第75回 午前 問23
超音波検査で正しいのはどれか。
- 1胆囊の検査の基本体位は右側臥位である。
- 2心臓の検査にはセクタ型プローブを使用する。
- 3B モード法では連続波の超音波ビームを用いる。
- 4膵臓の検査は炭酸ガスで胃を膨らませてから実施する。
- 5STC の調整により距離分解能を改善することが可能である。
正答: 2
正答は2。心臓超音波検査では、深部まで扇状に広い視野を得やすいセクタ型プローブが標準的に用いられる。
- 1. × 胆嚢の検査の基本体位は右側臥位である。基本体位は左側臥位であり、胆嚢を肝臓の陰から出して観察する。
- 2. ○ 心臓の検査にはセクタ型プローブを使用する。肋間の狭い音響窓から扇状に広い深部視野を得られるため標準的に用いられる。
- 3. × Bモード法では連続波の超音波ビームを用いる。Bモード法はパルス波を送受信して距離情報(深度)を得る方式である。
- 4. × 膵臓の検査は炭酸ガスで胃を膨らませてから実施する。ガス貯留はむしろ超音波を減衰・散乱させ描出を妨げるため、飲水法などで消化管ガスを避けて観察する。
- 5. × STCの調整により距離分解能を改善することが可能である。STC(感度時間制御)は深度による減衰を補正し輝度を均一化するもので、距離分解能(パルス幅に依存)を改善するものではない。
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