第75回 午前 問14
X 線 CT で誤っているのはどれか。
- 1造影効果を高めるには管電圧を低くする。
- 2管電圧が高くなるほど画像ノイズは低下する。
- 3管電圧が高くなるほど金属アーチファクトは抑制される。
- 4dual energy 撮影により仮想的な非造影画像を作成できる。
- 5管電流が大きくなるほど低コントラスト分解能は低下する。
正答: 5
CTにおいて管電流を大きくすると光子数が増加してノイズが減少するため、低コントラスト分解能(低コントラスト検出能)はむしろ向上する。管電流増加が分解能を低下させるという記述は誤りであり、これが「誤っているもの」を問う本設問の正答(5)となる。
- 1. × 管電圧を低くするとヨード造影剤のX線吸収の差が強調され造影効果(コントラスト)が高まるため、正しい記述である。
- 2. × 管電圧を高くすると線質が硬くなり透過X線量が増えてノイズは低下するため、正しい記述である。
- 3. × 管電圧を高くするとビームハードニングの影響が緩和され金属アーチファクトが抑制されるため、正しい記述である。
- 4. × dual energy撮影は2種類のエネルギーデータから物質弁別を行い、ヨード成分を除いた仮想非造影画像を作成できるため、正しい記述である。
- 5. ○ 管電流を大きくするとノイズが減少し低コントラスト分解能は向上するため、「低下する」とする記述は誤りである。
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