診療放射線技師 過去問集
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第75回 午前 問3

放射性核種の分離法について正しいのはどれか。

  1. 1電気泳動法では加熱を行う。
  2. 2ペーパークロマトグラフィでは Rf 値を比較する。
  3. 3薄層クロマトグラフィでは移動相でキャリアガスを用いる。
  4. 4共沈法では不要な放射性核種を沈殿させるために捕集剤を用いる。
  5. 5イオン交換クロマトグラフィでは分離のスピードを上げるためにポンプを用 いる。

正答: 2

ペーパークロマトグラフィでは、原点からの物質の移動距離と溶媒の移動距離の比であるRf値を求め、これを標準物質などと比較して成分を同定・分離評価する。したがって正答は2である。

  • 1. × 電気泳動法は試料の変性やジュール熱による劣化を避けるため冷却しながら行うのが一般的で、加熱は行わない。
  • 2. ○ ペーパークロマトグラフィではRf値(移動距離の比)を比較して分離・同定を行う。
  • 3. × 薄層クロマトグラフィの移動相は液体の展開溶媒であり、キャリアガスを用いるのはガスクロマトグラフィである。
  • 4. × 共沈法では目的の放射性核種を担体とともに沈殿させて分離するのが基本であり、不要な核種を沈殿させる用途ではない。
  • 5. × イオン交換クロマトグラフィは溶離液を重力またはカラム内圧で流下させる方式が基本であり、分離スピード向上を目的にポンプを用いるとは限らない。

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