診療放射線技師 過去問集
ホーム第74回 › 午後 問89 ・ 科目: 診療画像検査学のまとめ

第74回 午後 問89

CT コロノグラフィで正しいのはどれか。

  1. 1心電図同期撮影を行う。
  2. 2背臥位と腹臥位で撮影する。
  3. 3大腸内部の色調が観察できる。
  4. 4硫酸バリウムで大腸を充満させる。
  5. 5fine network pattern を描出できる。

正答: 2

CTコロノグラフィは大腸に炭酸ガスなどを注入して伸展させ、仰臥位と腹臥位の両方向で撮影することで、体位変換により病変と腸管内容物・ガスとの位置関係を変え、偽陰性を減らす検査法である。バリウムの充満や心電図同期は本検査の要件ではない。

  • 1. × 心電図同期撮影は心臓・冠動脈CTで用いる手技であり、CTコロノグラフィでは不要。
  • 2. ○ 体位変換(仰臥位・腹臥位)により残渣やガスの位置を変えて病変の見落としを防ぐため、両体位で撮影する。
  • 3. × CTコロノグラフィは断層画像であり、内視鏡のように大腸内部の色調(粘膜の色)を観察することはできない。
  • 4. × 大腸を充満させるのは炭酸ガスや空気であり、硫酸バリウムの注腸充満は注腸造影検査の手法である。
  • 5. × fine network patternはマンモグラフィなど乳腺領域で用いられる用語であり、CTコロノグラフィの所見用語ではない。

この分野を体系的に学ぶ: 診療画像検査学のまとめ →

×