第74回 午後 問31
骨シンチグラフィで正しいのはどれか。
- 1腸管が描出される。
- 2骨粗鬆症の診断に有用である。
- 3小児では骨幹部の集積が高くなる。
- 4ペースメーカは集積欠損像となる。
- 5放射性医薬品投与後 72 時間以降に撮影する。
正答: 4
骨シンチグラフィで用いる99mTc標識リン酸化合物は骨代謝の亢進部位に集積するが、体内金属であるペースメーカ本体には集積せず、その部位は周囲より放射能が欠けた集積欠損像(コールドスポット)として描出される。
- 1. × 薬剤は主に腎・尿路系から排泄され、通常は腸管は描出されない。
- 2. × 骨粗鬆症は骨代謝亢進を伴わないことが多く、骨シンチの診断的有用性は低い。
- 3. × 小児では骨幹部ではなく成長の盛んな骨端線(成長軟骨帯)の集積が高くなる。
- 4. ○ ペースメーカは薬剤が集積せず、周囲より低集積の欠損像となる。
- 5. × 撮影は通常投与後約2〜3時間で行い、72時間以降ではない。
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