第74回 午後 問4
放射性同位体を利用した同位体希釈分析法で正しいのはどれか。
- 1逆希釈法では比放射能は低下しない。
- 2二重希釈法は非標識化合物を加える。
- 3直接希釈法は標識化合物の試料を分析する。
- 4分析による放射能濃度の変化の程度を測定する。
- 5分析試料を定量するためには目的物質をすべて回収する必要がある。
正答: 2
同位体希釈分析法は、既知量の放射性標識化合物を試料に添加し、比放射能の変化から非標識物質の定量を行う手法である。直接希釈法・逆希釈法・二重希釈法で添加する化合物の標識・非標識の組み合わせが異なる。
- 1. × 逆希釈法では非標識化合物を既知量加えるため、標識試料の比放射能は低下する。
- 2. ○ 二重希釈法では非標識化合物を加える操作を含む点で直接希釈法と異なる。
- 3. × 直接希釈法は標識化合物を既知量加えて非標識試料を分析する方法である。
- 4. × 同位体希釈分析法は放射能濃度そのものではなく比放射能の変化を測定して定量する。
- 5. × 同位体希釈分析法の利点は目的物質を完全に回収しなくても定量できる点にある。
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