第74回 午前 問38
脳転移の全脳照射について正しいのはどれか。
- 1麻痺があると適応にならない。
- 2髄膜播種があっても適応になる。
- 33か所以上の転移には無効である。
- 41回目の照射直後から脱毛が始まる。
- 56週間で60 Gyの処方が標準である。
正答: 2
正答: 2
全脳照射は多発性脳転移や髄膜播種など脳全体に病変が広がる病態に適応され、局在に限らず脳全体を照射する。
- 1. × 麻痺などの神経症状があっても症状緩和目的で適応となり、麻痺は禁忌ではない。
- 2. ○ 髄膜播種は脳脊髄液を介して広範に及ぶため、全脳(あるいは全脳全脊髄)照射の適応となる。
- 3. × 3か所以上の多発転移こそ個別の定位照射でなく全脳照射の主な適応である。
- 4. × 脱毛は照射直後ではなく照射開始後2〜3週で生じる晩発的な反応である。
- 5. × 標準的処方は30Gy/10回(約2週間)程度であり、6週間で60Gyは全脳照射の標準ではない。
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