診療放射線技師 過去問集
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第73回 午後 問6

X 線管の X 線強度について正しいのはどれか。

  1. 1X 線強度は陰極方向ほど低下する。
  2. 2管電圧が低いほど焦点外 X 線は多くなる。
  3. 3X 線診断領域では透過形ターゲットが主に用いられる。
  4. 4X 線放射口にフィルタを付加すると X 線強度の均等性が向上する。
  5. 5ターゲット角度を小さくすると X 線撮影の利用可能な放射角度が大きくな る。

正答: 4

(a) X線放射口に付加フィルタを入れると低エネルギー成分が優先的に吸収され、ビーム断面内での実効エネルギー分布が均一化される方向に働くため、X線強度の均等性が向上する。他の選択肢はX線発生の物理・幾何学的事実に反する。

  • 1. × X線強度はヒール効果により陽極側で低下し陰極側で高くなる傾向があり、記述が逆である。
  • 2. × 焦点外X線は管電圧が高いほど電子の散乱・二次放出が増え多くなる傾向にあり、記述が逆である。
  • 3. × 診断領域では反射形(斜入射)ターゲットが主に用いられ、透過形は主に高エネルギー領域等特殊用途である。
  • 4. ○ 付加フィルタにより低エネルギー成分が減衰し、ビーム内のX線強度・線質の均等性が向上する。
  • 5. × ターゲット角度を小さくすると実効焦点は小さくなるが、放射角度(照射野)はむしろ狭くなる。

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