第73回 午前 問82
X 線フィルム1ラジオグラフィックフィルム3に対するラジオクロミックフィル ムの特徴で正しいのはどれか。
- 1水中利用はできない。
- 2反応は温度依存がない。
- 3照射後の濃度上昇はない。
- 4エネルギー依存性が大きい。
- 5読み取り方向の依存性がある。
正答: 5
ラジオクロミックフィルムは自己現像型の放射線検出フィルムで、露光後に発色が進行する経時変化(post-exposure growth)と、フィルムの結晶構造に由来する読み取り方向依存性を持つことが知られている。エネルギー依存性は比較的小さいことが特長であり、これが従来のX線フィルムに対する利点の一つである。
- 1. × ラジオクロミックフィルムは防水加工や適切な取扱いにより水中利用も可能とされる。
- 2. × 発色反応には温度依存性があり、測定環境の温度管理が必要とされる。
- 3. × 照射直後から発色が進行する経時的な濃度上昇(post-exposure growth)がある。
- 4. × エネルギー依存性は他の線量計に比べ小さいことが特徴であり、大きいとする記述は誤り。
- 5. ○ フィルム内の結晶配向により、読み取り方向によって濃度応答が異なる異方性(読み取り方向依存性)がある。
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