第73回 午前 問57
アレルギー性疾患で増加する血清指標はどれか。
- 1IgA
- 2IgD
- 3IgE
- 4IgG
- 5IgM
正答: 3
免疫グロブリンのうちIgEは肥満細胞や好塩基球のFc受容体に結合し、アレルゲンとの結合により脱顆粒を誘導してヒスタミン等を放出させるI型アレルギー反応の中心的な抗体である。アレルギー性疾患ではIgEが特異的に上昇する。
- 1. × IgA。粘膜免疫に関与し、アレルギー性疾患の指標として増加するものではない。
- 2. × IgD。B細胞表面の抗原受容体として機能し、アレルギー性疾患との関連は乏しい。
- 3. ○ IgE。I型アレルギー反応を媒介し、アレルギー性疾患で血清中に増加する。
- 4. × IgG。液性免疫の主体をなすが、アレルギー性疾患で特異的に増加する指標ではない。
- 5. × IgM。感染初期に産生される抗体であり、アレルギー性疾患の指標ではない。
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