第73回 午前 問11
超伝導磁石と冷却に用いられるヘリウムについて誤っているのはどれか。
- 1液体のヘリウムは不燃性である。
- 2気体のヘリウムは空気より軽い。
- 3気体のヘリウムは無色透明である。
- 4超伝導状態にある電磁石の電気抵抗は である。
- 5気体のヘリウムは微量でも吸引すると危険である。
正答: 5
超伝導磁石の冷却に用いる液体・気体ヘリウムは不燃性・無色透明で空気より軽く、通常の吸入による化学的毒性はない。ただしクエンチ等で室内に大量放出されると酸素濃度低下による窒息の危険があるため換気管理が必要であり、「微量でも吸引すると危険」という記述が誤りであり本設問の正答である。
- 1. × 誤りではない。液体ヘリウムは不燃性である正しい記述である。
- 2. × 誤りではない。気体ヘリウムは空気より軽い(比重が小さい)正しい記述である。
- 3. × 誤りではない。気体ヘリウムは無色透明である正しい記述である。
- 4. × 誤りではない。超伝導状態の電磁石の電気抵抗はゼロである正しい記述である。
- 5. ○ 誤り。実際は不活性気体であり微量吸引で直ちに危険となるものではなく、問題となるのは大量放出時の酸素濃度低下による窒息である。
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