第72回 午後 問71
制動 X 線で正しいのはどれか。
- 1最短波長は管電圧に比例する。
- 2発生効率は管電圧に依存しない。
- 3エネルギー分布は線スペクトルを示す。
- 4発生強度は陽極の原子番号に比例する。
- 5診断用 X 線装置の発生効率は約 10%である。
正答: 4
制動X線はKramersの法則に従い、その発生強度はターゲット(陽極)の原子番号にほぼ比例して増加する。これは高原子番号物質ほど電子が原子核近傍で受けるクーロン力が強く、制動放射が生じやすいためである。
- 1. × 最短波長は管電圧に反比例する(Duane-Huntの法則)のであり、比例ではない。
- 2. × 発生効率は管電圧に依存し、管電圧が高いほど効率は上昇する。
- 3. × 制動X線のエネルギー分布は連続スペクトルを示し、線スペクトルは特性X線の特徴である。
- 4. ○ 制動X線の発生強度は陽極の原子番号にほぼ比例する。
- 5. × 診断用X線装置の発生効率は1%未満と極めて低く、約10%ではない。
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