第72回 午後 問65
放射線の人体への影響で正しいのはどれか。
- 1確定的影響にはしきい値がない。
- 2等価線量の単位にはGyが用いられる。
- 3組織加重係数は生殖腺の方が皮膚より高い。
- 4被ばく時年齢は乳癌の発症リスクに影響しない。
- 5被ばくから固形がん発生までの平均期間は5年程度である。
正答: 3
正答: 3
組織加重係数は生殖腺(0.08)が皮膚(0.01)より大きく、放射線防護上の相対的な重みが高い。
- 1. × しきい値をもつのは確定的影響で、確率的影響にしきい値がないとされる。記述は逆で誤りである。
- 2. × 等価線量の単位はSvであり、Gyは吸収線量の単位であるため誤りである。
- 3. ○ ICRP2007勧告で生殖腺の組織加重係数0.08は皮膚の0.01より高く、正しい。
- 4. × 乳癌の発症リスクは被ばく時年齢が若いほど高く、年齢に依存するため「影響しない」は誤りである。
- 5. × 固形がんの潜伏期は平均でおおむね10年以上であり、5年程度は短すぎて誤りである。
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