第72回 午後 問61
自然気胸の発症と最も関係が深いのはどれか。
- 1無気肺
- 2気管支炎
- 3肺血栓塞栓症
- 4気管支拡張症
- 5気腫性囊胞〈ブラ〉
正答: 5
自然気胸は胸膜下に生じたブラ(気腫性嚢胞)が破裂し、胸腔内に空気が漏出することで発症する。特に若年男性の痩せ型の肺尖部に好発するブラの破裂が最も代表的な機序である。
- 1. × 無気肺は気道閉塞などで肺が虚脱する病態で、自然気胸の直接的な発症原因ではない。
- 2. × 気管支炎は気道の炎症であり、気胸発症と直接結びつく病態ではない。
- 3. × 肺血栓塞栓症は肺動脈の血栓による閉塞であり、気胸の原因ではない。
- 4. × 気管支拡張症は気管支壁の破壊による拡張病変で、気胸の直接原因としては挙げられない。
- 5. ○ 気腫性嚢胞(ブラ)の破裂が自然気胸の最も代表的な発症機序である。
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