第72回 午前 問28
2つ選ぶ放射性医薬品の集積機序でカテコラミンと関係するのはどれか。
採点上の取扱い設問の不備により、厚生労働省は複数の選択肢を正解として採点しました。第72回国家試験の採点上の取扱いに基づきます。
- 1123I - IMP
- 2123I - MIBG
- 3123I - BMIPP
- 4123I -イオフルパン
- 5123I -イオマゼニル
正答: 2・4
正答は2と4。カテコラミン(ノルアドレナリン・ドパミンなど)の代謝・輸送機構に関与する放射性医薬品として、交感神経系を反映するMIBGとドパミン神経系を反映するイオフルパンが該当する。
- 1. × 誤り。123I-IMPは脳血流を反映し、脂溶性のため脳血流分布に応じて分布する薬剤である。
- 2. ○ 123I-MIBGはノルアドレナリンの類似構造を持ち、交感神経終末のノルアドレナリントランスポーターを介して取り込まれる。
- 3. × 誤り。123I-BMIPPは脂肪酸代謝を反映し、心筋の脂肪酸代謝評価に用いられる。
- 4. ○ 123I-イオフルパンはドパミントランスポーターに結合し、線条体のドパミン神経終末を評価する。
- 5. × 誤り。123I-イオマゼニルはベンゾジアゼピン受容体に結合し、中枢神経の受容体評価に用いられる。
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