第72回 午前 問21
超音波画像診断装置で正しいのはどれか。
- 1超音波周波数が高いほど空間分解能は低い。
- 2体内において超音波の伝播速度は一定である。
- 3超音波周波数が高いほど超音波の減衰は大きい。
- 4血流速度を測定するには Snell〈スネル〉の法則が利用される。
- 5音響インピーダンスは媒質の密度と伝播速度の和で表される。
正答: 3
正答は3。超音波は周波数が高いほど波長が短くなり空間分解能は向上するが、生体組織での減衰も大きくなるため深部到達性とはトレードオフの関係にある。
- 1. × 誤り。周波数が高いほど空間分解能は向上する(低くなるのではない)。
- 2. × 誤り。超音波の伝播速度は媒質(脂肪・軟部組織・骨など)によって異なり、体内で一定ではない。
- 3. ○ 周波数が高いほど組織による減衰が大きくなるため、深部描出には低周波を用いる。
- 4. × 誤り。血流速度の測定はドプラ効果を利用するものであり、スネルの法則は超音波の屈折を扱う法則である。
- 5. × 誤り。音響インピーダンスは媒質の密度と音速の積で表され、和ではない。
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