第71回 午後 問51
急性期の膿瘍内部に主に観察されるのはどれか。
- 1好酸球
- 2好中球
- 3形質細胞
- 4好塩基球
- 5リンパ球
正答: 2
膿瘍は化膿性炎症により組織が融解し膿(うみ)が貯留した状態であり、その主体は好中球である。好中球は急性炎症の初期に遊走・浸潤し、細菌などを貪食して自身も崩壊することで膿の成分となる。
- 1. × 好酸球。寄生虫感染やアレルギー性炎症で増加する細胞であり、急性膿瘍の主体ではない。
- 2. ○ 好中球。急性炎症・化膿性炎症の主体となる細胞であり、膿の主成分である。
- 3. × 形質細胞。慢性炎症で抗体産生を担う細胞であり、急性膿瘍の主体ではない。
- 4. × 好塩基球。即時型アレルギー反応に関与する細胞であり、急性膿瘍の主体ではない。
- 5. × リンパ球。慢性炎症や免疫反応に関与する細胞であり、急性膿瘍の主体ではない。
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