診療放射線技師 過去問集
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第71回 午後 問36

標準計測法 12 に基づく光子線電離箱線量計を用いた基準条件における水吸収 線量評価について正しいのはどれか。 ただし、温度・気圧は標準条件とする。

  1. 1SSD が長くなると、過大評価となる。
  2. 2気圧を高く読み間違えると、過大評価となる。
  3. 3温度を高く読み間違えると、過大評価となる。
  4. 4電離箱を深い位置に誤設置した場合、過大評価となる。
  5. 5Farmer〈ファーマ〉形電離箱の実効中心をアイソセンタに誤設置した場合、 過大評価となる。

正答: 3

標準計測法12では電離箱の測定値を標準状態(気温22℃・気圧101.33kPa)に補正するため温度気圧補正係数kTPを用いる。kTPは実測気温が高いほど大きくなるため、温度を実際より高く読み間違えると補正係数が過大となり、算出される水吸収線量も過大評価となる。

  • 1. × SSDの設定は基準条件の設定に関わるが、電離箱測定自体の過大評価要因ではない。
  • 2. × 気圧を高く読み間違えると補正係数は小さくなり、過小評価となる。
  • 3. ○ 温度を高く読み間違えると温度気圧補正係数が過大となり、水吸収線量は過大評価となる。
  • 4. × 電離箱を基準深より深い位置に誤設置すると、より減衰した位置の線量を測定することになり過小評価となる。
  • 5. × 実効中心の誤設置による影響は測定条件により変わり、一律に過大評価とは言えない。

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