診療放射線技師 過去問集
ホーム第71回 › 午後 問33 ・ 科目: 核医学検査技術学のまとめ

第71回 午後 問33

PET で誤っているのはどれか。

  1. 168Ge - 68Ga は減弱補正用の外部線源として用いられる。
  2. 2陽電子の飛程が長い方が得られる画像の空間分解能は高い。
  3. 3数え落としがないとすると真の同時計数は放射能濃度に比例する。
  4. 4同時計数には真の同時計数、偶発同時計数および散乱同時計数がある。
  5. 5多数の結晶に複数の光電子増倍管を配列したブロック検出器が最も用いられ ている。

正答: 2

PETは陽電子が消滅する際に生じる511keVの対消滅光子を同時計数することで画像を得る。陽電子は放出後にある程度の距離(飛程)を移動してから消滅するため、この飛程が長いほど発生位置と消滅位置のずれが大きくなり、空間分解能はむしろ低下する。この設問は誤っている記述を選ぶ形式である。

  • 1. × 68Ge-68Gaは長半減期のため減弱補正用の外部線源として利用され、正しい記述である。
  • 2. ○ 誤り。実際は陽電子の飛程が長いほど発生位置と消滅位置のずれが大きくなり、空間分解能は低下する。
  • 3. × 数え落としがなければ真の同時計数は放射能濃度に比例し、正しい記述である。
  • 4. × 同時計数には真の同時計数、偶発同時計数、散乱同時計数があり、正しい記述である。
  • 5. × 現在のPET装置では多数の結晶と複数の光電子増倍管を組み合わせたブロック検出器が広く用いられており、正しい記述である。

この分野を体系的に学ぶ: 核医学検査技術学のまとめ →

×