第71回 午後 問30
骨シンチグラフィで正しいのはどれか。
- 1膀胱は描出されないことが多い。
- 2疲労骨折の検出感度は単純 X 線検査より高い。
- 3放射性医薬品投与後約 30 分で撮影を開始する。
- 4溶骨性骨転移では造骨性骨転移より高集積になりやすい。
- 5人工股関節に緩みがある場合は先端部が低集積になりやすい。
正答: 2
骨シンチグラフィは骨代謝の変化を鋭敏に反映するため、単純X線検査で骨皮質の変化が明らかになる前の段階でも異常集積として検出でき、疲労骨折の検出感度は単純X線検査より高い。
- 1. × 骨シンチグラフィで用いる薬剤は腎排泄性のため膀胱は強く描出されることが多い。
- 2. ○ 疲労骨折は骨代謝亢進を鋭敏に反映するため、骨シンチグラフィの検出感度は単純X線検査より高い。
- 3. × 放射性医薬品投与後は骨への集積を待つため、通常2〜4時間程度経過してから撮影する。
- 4. × 溶骨性骨転移は骨代謝反応に乏しいことが多く、造骨性骨転移より集積は低くなりやすい。
- 5. × 人工股関節の緩みでは局所の骨代謝亢進により先端部は高集積になりやすい。
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