診療放射線技師 過去問集
ホーム第71回 › 午後 問23 ・ 科目: 診療画像検査学のまとめ

第71回 午後 問23

腰椎 MRI の矢状断像で呼吸性アーチファクトを軽減する方法として正しいのはどれか。

  1. 1TE を長くする。
  2. 2フリップ角を大きくする。
  3. 3位相エンコード方向を頭尾方向にする。
  4. 4腰椎にサチュレーションパルスを付加する。
  5. 5MT〈magnetization transfer〉パルスを付加する。

正答: 3

呼吸性アーチファクトは位相エンコード方向に沿って発生するため、位相エンコード方向を体軸(頭尾)方向に設定すると、腹壁運動によるアーチファクトが読影対象である腰椎の前後方向にかぶらなくなる。

  • 1. 誤った記述:TEの変更は呼吸性アーチファクトの軽減とは関係しない。
  • 2. 誤った記述:フリップ角の変更は主にコントラストに影響し、呼吸性アーチファクトの軽減策ではない。
  • 3. 【正答】 正しい記述:位相エンコード方向を頭尾方向にすると呼吸性アーチファクトが関心部位からずれる。
  • 4. 誤った記述:サチュレーションパルスは前腹壁など動きの原因部位に付加するもので、腰椎自体には付加しない。
  • 5. 誤った記述:MTパルスは磁化移動によるコントラスト強調が目的で、呼吸性アーチファクト対策ではない。

関連するまとめ: 診療画像検査学のまとめ →

×