第71回 午後 問19
膝の MRI 検査前の準備として適切なのはどれか。
- 1患者の両手は腹部で組んだ状態とする。
- 2膝用コイルのケーブルが長い場合はループ状に配置する。
- 3膝以外の場所に湿布薬を貼っている場合は剝がさずに検査する。
- 4両側の太àが直接接触しそうな場合は間にクッションをはさむ。
- 5条件付き MRI 対応ペースメーカを植え込んでいる場合は制限なく検査を 行ってもよい。
正答: 4
正答: 4
MRI検査では体表面同士が接触してループ(閉回路)を形成すると、RFパルスによる誘導電流で熱傷を生じるリスクがある。膝MRI検査で両側の太ももが接触しそうな場合は、クッションなどを挟んで直接接触・ループ形成を避けることが適切な準備である。
- 1. × 両手を腹部で組むと体の一部でループが形成され、RF誘導電流による熱傷リスクが生じるため避けるべきである。
- 2. × コイルケーブルをループ状に配置すると誘導電流が生じやすくなり熱傷の危険があるため、ループを作らないよう配置する。
- 3. × 湿布薬には金属成分を含むものがあり、アーチファクトや熱傷の原因となりうるため検査前に剥がす必要がある。
- 4. ○ 両側の太ももが直接接触するとループが形成され熱傷リスクが生じるため、間にクッションを挟んで接触を防ぐ。
- 5. × 条件付きMRI対応ペースメーカは、添付文書等で定められた条件(撮像条件・管理体制)を満たす場合にのみ検査が可能であり、制限なく実施できるわけではない。
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