第71回 午後 問17
無散瞳眼底写真撮影装置で正しいのはどれか。
- 1観察光は白色光である。
- 2撮影画角は 75 度である。
- 3照明光はリング状である。
- 4被検眼に最も近いレンズは接眼レンズである。
- 5レッドフリー画像は白内障の診断に用いられる。
正答: 3
正答: 3
無散瞳眼底カメラは瞳孔を通して眼底を撮影するため、被検眼への負担を抑えつつ効率よく照明光を入射させる工夫として、対物レンズ周囲にリング状の照明光路を配置し、中心部を撮影光路として使い分ける構造をとる。この照明系の形状が正答の根拠である。
- 1. × 無散瞳眼底カメラの観察光には縮瞳を避けるため近赤外光が用いられ、白色光は撮影(フラッシュ)時に用いられる。
- 2. × 撮影画角は一般的な機種で45度前後であり、75度という値は標準的な仕様ではない。
- 3. ○ 照明光路は対物レンズの周辺部にリング状に配置され、中心部の撮影光路と分離することで瞳孔を有効に利用する構造となっている。
- 4. × 被検眼に最も近いレンズは対物レンズであり、接眼レンズは撮影者側(観察者側)に位置する。
- 5. × レッドフリー画像は緑色光による網膜表層・神経線維層の観察に用いられ、白内障(水晶体混濁)の診断には用いられない。
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