診療放射線技師 過去問集
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第71回 午前 問67

細胞にγ線を4 Gy照射する場合、1回で照射するより、2 Gyずつ12時間の間隔をおいて照射した方が細胞生存率は高くなる。この現象を説明するのはどれか。

  1. 1回復
  2. 2再増殖
  3. 3再分布
  4. 4再酸素化
  5. 5線量率効果

正答: 1

正答: 1

同じ4 Gyを2 Gyずつ分割し十分な間隔をおくと、細胞が亜致死損傷から回復して生存率が上がる。これは分割照射における回復(SLD回復)である。

  • 1. ○ 照射間隔中に亜致死損傷が修復される回復(SLD回復)により、分割照射で生存率が高くなる。
  • 2. × 再増殖は生き残った細胞が分裂して数を増やす現象で、数日〜週単位で進み本現象の説明ではない。
  • 3. × 再分布は細胞周期内で感受性の異なる時期へ分布が移る現象で、生存率を高める方向とは限らない。
  • 4. × 再酸素化は腫瘍内の低酸素細胞が酸素化して感受性が上がる現象で、生存率を下げる方向に働く。
  • 5. × 線量率効果は線量率の違いによる効果差であり、分割照射間隔による回復とは別の概念である。

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