第71回 午前 問65
2つ選ぶ生体内において主に直接作用によって DNA を損傷させる放射線はどれか。2つ選べ。
- 1α 線
- 2β 線
- 3γ 線
- 4X 線
- 5中性子線
正答: 1・5
放射線によるDNA損傷の直接作用は、放射線がDNA分子に直接エネルギーを与えて損傷させる過程で、電離密度(LET)が高い放射線ほど寄与が大きい。α線と中性子線(反跳陽子等の二次荷電粒子)は高LET放射線であり、直接作用が主体となる。
- 1. ○ α線は高LET放射線であり直接作用が主体となる。
- 2. × β線は低LET放射線で、間接作用(水の電離・励起を介した活性種による損傷)が主体である。
- 3. × γ線は低LET放射線で間接作用が主体である。
- 4. × X線も低LET放射線で間接作用が主体である。
- 5. ○ 中性子線は生じる反跳陽子などにより高LETとなり直接作用が主体となる。
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