第71回 午前 問19
MRI のトランケーションアーチファクトで正しいのはどれか。
- 1スライス間隔が狭い場合に発生しやすい。
- 2収集マトリックスを大きくすると軽減する。
- 3静磁場の局所不均一性による位相エラーで発生する。
- 4同じボクセル内に水と脂肪が同量存在する場合に大きくなる。
- 5撮影領域の範囲外にあるものが画像領域に入り込むことによって生じる。
正答: 2
正答は2。トランケーションアーチファクトはk空間の高周波成分が有限のマトリックスで打ち切られることで境界部にリンギング状の縞模様が生じる現象であり、収集マトリックスを大きくすると打ち切り誤差が軽減される。
- 1. × スライス間隔の狭さはスライス間クロストークに関わる別の現象であり、主要因ではない。
- 2. ○ 収集マトリックスを大きくすると高周波成分の収集範囲が広がり、打ち切り誤差が軽減される。
- 3. × 静磁場の局所不均一性による位相エラーは磁化率アーチファクトの原因であり、本現象の機序ではない。
- 4. × 水と脂肪の同一ボクセル内混在による信号打ち消しはケミカルシフトアーチファクトの機序であり、異なる。
- 5. × 撮影領域外の信号が画像内に折り返す現象はエイリアシングアーチファクトであり、異なる機序である。
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