診療放射線技師 過去問集
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第71回 午前 問14

2つ選ぶ乳房用 X 線装置で正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 1胸壁側に陰極が配置されている。
  2. 2X 線管焦点検出器間距離は 50 cm 以下である。
  3. 3X 線管の大焦点の大きさは 0.1 mm 以下である。
  4. 4X 線管の放射口にはベリリウムが用いられている。
  5. 5モリブデンフィルタの厚さは 0.5 mm 以上である。

正答: 1・4

正答は1と4。マンモグラフィ装置はターゲット角の関係から胸壁側に陰極、乳頭側に陽極が配置される幾何学的構造をとる。また被写体に近い側の放射窓には吸収の少ないベリリウム窓が用いられ、低エネルギーX線の透過性を高めている。

  • 1. ○ 胸壁側の画像が欠けないよう、陰極は胸壁側に配置される。
  • 2. × マンモグラフィは低エネルギー・微細構造描出のため管焦点検出器間距離は60cm前後と比較的長く、50cm以下という記述は誤り。
  • 3. × 微細構造描出のため大焦点でも0.3mm程度が用いられ、0.1mm以下は主に拡大撮影用の小焦点の大きさに相当し、大焦点の記述として誤り。
  • 4. ○ 放射窓には低エネルギーX線の吸収を抑えるためベリリウムが用いられる。
  • 5. × モリブデンフィルタは特性X線を選択的に透過させるため数十μm程度と非常に薄く、0.5mm以上という厚さは誤り。

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