第71回 午前 問10
インバータ式 X 線高電圧装置で誤っているのはどれか。
- 1インバータ周波数が高いほど電力変換効率は低い。
- 2電源インピーダンスが高いほど装置の定格出力は小さい。
- 3高電圧ケーブルが長いほど管電圧のリプル百分率は小さい。
- 4インバータ周波数が高いほど管電圧のリプル百分率は小さい。
- 5インバータ周波数が高いほど高周波高電圧変圧器の損失は小さい。
正答: 5
正答は5。インバータ周波数を高くすると、高周波で駆動される高電圧変圧器では鉄損・銅損などの損失がむしろ増加する傾向があり、「損失は小さい」とする記述は誤りである。
- 1. × インバータ周波数が高いほど電力変換効率は一般に向上し、「低い」とする記述は誤り。
- 2. × 電源インピーダンスが高いほど電圧降下が大きくなり装置の定格出力は小さくなるため、この記述は正しい。
- 3. × 高電圧ケーブルが長いほど浮遊容量が増え、管電圧のリプル百分率はむしろ大きくなる傾向があり、「小さい」とする記述は誤り。
- 4. × インバータ周波数が高いほど平滑化が進み管電圧のリプル百分率は小さくなるため、この記述は正しい。
- 5. ○ インバータ周波数を高くすると変圧器の鉄損等が増加し損失は小さくならないため、「損失は小さい」は誤りであり、これが求める誤った記述である。
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