第70回 午後 問80
空洞空気を取り囲む水の吸収線量をBragg-Gray〈ブラッグ・グレイ〉の空洞理論によって表す式はどれか。 ただし、空洞に生じた電荷量をQ、空洞の質量をm、空気中で1イオン対を作るのに必要な平均エネルギーをW、素電荷をe、水の質量衝突阻止能を(Scol/ρ)w、空気の質量衝突阻止能を(Scol/ρ)airとする。
- 1Q/m・W/e・(Scol/ρ)air/(Scol/ρ)w
- 2Q/m・W/e・(Scol/ρ)w/(Scol/ρ)air
- 3Q/m・e/W・(Scol/ρ)w/(Scol/ρ)air
- 4m/Q・e/W・(Scol/ρ)air/(Scol/ρ)w
- 5m/Q・W/e・(Scol/ρ)w/(Scol/ρ)air
正答: 2
正答: 2
Bragg-Grayの空洞理論では、空洞(空気)に生じた電荷量からW/eを介して空洞の吸収線量を求め、水と空気の質量衝突阻止能比を掛けて水の吸収線量を得る。
- 1. × 阻止能比が(空気/水)と逆になっており、水の線量を与えない。
- 2. ○ D_w=(Q/m)・(W/e)・(Scol/ρ)_w/(Scol/ρ)_air が正しい表式である。
- 3. × e/Wは逆数で、エネルギー換算の次元が合わない。
- 4. × m/Qは逆数で空洞の吸収線量の形になっていない。
- 5. × m/Qが逆数で、線量の定義に反する。
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