第70回 午後 問74
超音波の性質で正しいのはどれか。
- 1生体内を主に縦波で伝播する。
- 2水中での音速は 1,000 m・s⁻1 である。
- 3周波数が高くなるほど回折が顕著になる。
- 4音響インピーダンスは媒質の密度に反比例する。
- 5周波数が高くなるほど媒質中での減衰は小さくなる。
正答: 1
超音波は生体軟部組織中では主に疎密波(縦波)として伝播する。水中での音速は約1,500 m/sであり1,000 m/sではなく、また回折や減衰の程度は周波数に依存し、周波数が高いほど回折は生じにくく減衰は大きくなる。音響インピーダンスは媒質の密度と音速の積で定義され密度に比例する。
- 1. ○ 生体内を主に縦波で伝播する。超音波診断で用いられる超音波は生体軟部組織中を縦波として伝播する。
- 2. × 水中での音速は1,000 m/sである。実際の水中音速は約1,500 m/sであり誤りである。
- 3. × 周波数が高くなるほど回折が顕著になる。回折は波長が長い(周波数が低い)ほど顕著になるため誤りである。
- 4. × 音響インピーダンスは媒質の密度に反比例する。音響インピーダンスは密度と音速の積であり密度に比例するため誤りである。
- 5. × 周波数が高くなるほど媒質中での減衰は小さくなる。周波数が高いほど減衰は大きくなるため誤りである。
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