診療放射線技師 過去問集
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第70回 午後 問27

3つ選ぶSPECT の性能評価で正しいのはどれか。2つ選べ。

採点上の取扱い本来は2つを選ぶ設問ですが、設問の不備により、厚生労働省は3通りの解答を正解として採点しました。第70回国家試験の採点上の取扱いに基づきます。
  1. 1総合均一性は面線源を用いて評価する。
  2. 2総合空間分解能は FWHM で評価する。
  3. 3総合空間分解能は線線源を用いて評価する。
  4. 4回転中心のずれはサイノグラムを用いて評価する。
  5. 5総合空間分解能は OS - EM 法で再構成して評価する。

正答: 2・3・4

SPECTの性能評価では、総合空間分解能は線線源を用いて得たプロファイルの半値幅(FWHM)で評価し、回転中心(COR)のずれはサイノグラムの正弦波軌跡の乱れから評価する。これらは装置の基本性能を定量的に確認する標準的な評価法である。

  • 1. × 誤り。総合均一性は面線源ではなく、視野全体を均等に照射できる評価用線源配置を用いて評価する方法であり、本設問の正答対象である線線源・FWHM法とは異なる。
  • 2. ○ 正しい。総合空間分解能はFWHMで定量的に評価する。
  • 3. ○ 正しい。総合空間分解能の評価には線線源を用いる。
  • 4. ○ 正しい。回転中心のずれはサイノグラムの軌跡の乱れから評価する。
  • 5. × 誤り。総合空間分解能の評価はフィルタ逆投影法など線形な再構成で行うのが基本で、OS-EM法は標準法ではない。

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