診療放射線技師 過去問集
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第70回 午後 問21

体外式超音波検査で正しいのはどれか。

  1. 1胆囊の検査の基本体位は右側臥位である。
  2. 2心臓の検査にはリニアプローブを使用する。
  3. 3膵臓の検査は胃を空気で膨らませてから行う。
  4. 4乳腺の検査では前処置として絶食が必要となる。
  5. 5卵巣の検査は膀胱に尿を充満させた状態で実施する。

正答: 5

体外式超音波検査では、経腹的に卵巣・子宮を観察する際、膀胱に尿を充満させることで音響窓を確保し、腸管ガスの影響を避けて骨盤内臓器を明瞭に描出する。この蓄尿法は経腹的婦人科超音波検査の基本手技として広く用いられる。

  • 1. × 誤り。胆囊検査の基本体位は左側臥位または仰臥位であり、右側臥位ではない。
  • 2. × 誤り。心臓検査にはセクタ型プローブを用いる。リニア型は体表に近い浅部臓器(乳腺・甲状腺など)に用いる。
  • 3. × 誤り。膵臓検査で胃を空気で膨らませるとガスの音響陰影で観察が妨げられるため、水などの無エコー物質で胃を満たす方法が用いられる。
  • 4. × 誤り。乳腺検査に絶食の前処置は不要である。絶食が必要なのは胆囊・膵臓検査である。
  • 5. ○ 正しい。卵巣検査は膀胱に尿を充満させた状態で行うことで、腸管ガスを避け骨盤内の描出能を高める。

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