第70回 午後 問4
2つ選ぶオートラジオグラフィ法で正しいのはどれか。
採点上の取扱い設問の不備により、厚生労働省は複数の選択肢を正解として採点しました。第70回国家試験の採点上の取扱いに基づきます。
- 1イメージングプレート法は写真法よりも定量性が低い。
- 2イメージングプレート法は写真法よりも高感度である。
- 3α 線放出核種はミクロオートラジオグラフィに適している。
- 4イメージングプレート法は光刺激ルミネセンスを利用する。
- 5イメージングプレート法は写真法よりもダイナミックレンジが狭い。
正答: 2・4
イメージングプレート(IP)法は輝尽性蛍光体を用いる方法であり、光刺激ルミネセンス(PSL)を利用して潜像を読み取る。写真法(銀塩フィルム)と比較して検出効率が高く高感度であり、ダイナミックレンジも広い。
- 1. × IP法は写真法よりダイナミックレンジが広く定量性にも優れ、定量性が低いという記述は誤りである。
- 2. ○ IP法は輝尽性蛍光体の検出効率の高さにより写真法よりも高感度である。
- 3. × ミクロオートラジオグラフィは核乳剤による飛跡観察が中心で低エネルギーβ線放出核種(3H・14C等)に適した手法であり、α線放出核種は飛跡(トラック)オートラジオグラフィに区分される。
- 4. ○ IP法は輝尽性蛍光体に蓄積されたエネルギーをレーザー光刺激により発光(光刺激ルミネセンス)させて読み取る方式である。
- 5. × IP法は写真法よりダイナミックレンジが広く、狭いという記述は誤りである。
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