第70回 午後 問2
放射性核種の分離法で正しいのはどれか。
- 1電気泳動法はイオン化傾向の違いを利用する。
- 2ラジオコロイド法はイオン交換樹脂を利用する。
- 3電気化学的方法はイオン移動度の違いを利用する。
- 4昇華・蒸留法は気体になりやすい元素や化合物の分離に適している。
- 5溶媒抽出法は有機相に溶解している目的放射性核種を水相に抽出する。
正答: 4
放射性核種の分離法は物理的・化学的性質の違いを利用して選ばれる。昇華・蒸留法は沸点・昇華点の違いを利用するため、気体になりやすい元素や化合物の分離に適している。他の選択肢は各手法が利用する原理の記述が誤っている。
- 1. × 電気泳動法はイオンの荷電・移動度の違いを利用する方法であり、イオン化傾向の違いを利用するものではない。
- 2. × ラジオコロイド法はコロイド粒子の吸着・沈殿等の性質を利用する方法であり、イオン交換樹脂を利用するものではない。
- 3. × 電気化学的方法は電極反応(酸化還元電位の違い)を利用する方法であり、イオン移動度の違いを利用するものではない。
- 4. ○ 昇華・蒸留法は沸点・昇華点の違いを利用するため、気体になりやすい元素や化合物の分離に適している。
- 5. × 溶媒抽出法は目的核種を水相から有機相へ抽出する方法であり、記述が逆である。
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