第70回 午前 問79
発光現象を利用した検出器はどれか。
- 1電離箱
- 2OSLD
- 3GM 計数管
- 4半導体検出器
- 5Fricke(フリッケ)線量計
正答: 2
OSLD(光刺激ルミネセンス線量計)は、被ばく後に光(レーザー等)で刺激することで蓄積されたエネルギーを発光として放出させ、その発光量から線量を測定する検出器であり、発光現象を利用する代表例である。
- 1. × 電離箱。放射線による気体の電離で生じるイオン対を電流として検出する方式であり、発光は利用しない。
- 2. ○ OSLD。光刺激により蓄積エネルギーを発光として取り出す発光現象(ルミネセンス)を利用する検出器である。
- 3. × GM計数管。気体電離によるガス増幅(アバランシェ)でパルス電流を検出する方式であり、発光は利用しない。
- 4. × 半導体検出器。放射線により生じた電子正孔対を電気信号として検出する方式であり、発光は利用しない。
- 5. × Fricke線量計。放射線による鉄イオンの酸化反応(化学線量計)を利用し、生成した第二鉄イオン濃度を分光吸光度で測定する方式であり、発光現象は利用しない。
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