第70回 午前 問68
放射性同位元素と体内摂取した場合に内部被ばく線量が高い臓器の組合せで正し いのはどれか。
- 1137Cs 筋 肉
- 259Fe 肺
- 3131I 骨
- 4222Rn 骨 髄
- 590Sr 甲状腺
正答: 1
137Csはカリウムと類似の挙動を示し全身の筋肉に分布し内部被ばく線量が高くなる。59Feは骨髄で赤血球産生に利用され、131Iは甲状腺に集積し、90Srは骨に沈着し、222Rnは主に肺(呼吸器)が被ばくの主対象となる。
- 1. ○ 137Cs 筋肉。カリウムと類似の体内動態を示し筋肉に多く分布するため、筋肉での内部被ばく線量が高い。
- 2. × 59Fe 肺。59Feは骨髄に取り込まれ赤血球産生に利用されるため骨髄での被ばくが問題となる。
- 3. × 131I 骨。131Iは甲状腺に選択的に集積するため甲状腺での被ばくが問題となる。
- 4. × 222Rn 骨髄。222Rnは吸入により肺(気道上皮)に線量を与えるため肺が主な標的臓器となる。
- 5. × 90Sr 甲状腺。90Srはカルシウムと類似の挙動を示し骨に沈着するため骨(骨髄を含む)での被ばくが問題となる。
この分野を体系的に学ぶ: 放射線生物学のまとめ →