第70回 午前 問37
2つ選ぶ標準計測法 12 における電子線の線量計測で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1平行平板形電離箱は電離空洞の幾何学的中心で測定する。
- 2平行平板形電離箱の空洞補正係数は 1.0 と仮定されている。
- 3平行平板形電離箱の相互校正には R50 > 4 g・cm⁻2 が推奨される。
- 4円筒形電離箱は電離空洞の幾何学的中心から 0.5 r 線源側で測定する。
- 5円筒形電離箱の空洞補正係数は平均エネルギーが低いほど小さい値になる。
正答: 4・5
公式正答は4と5。標準計測法12の電子線計測では、円筒形電離箱は幾何学的中心から線源側へ0.5r変位した点を実効中心とし、平行平板形は電離空洞内前面を実効中心とする(前壁変位法)。円筒形の空洞補正係数Pcavは1未満で、平均エネルギーが低いほど摂動が大きく小さい値になる。
- × 平行平板形は幾何学的中心ではなく電離空洞内前面を実効中心とする。
- × 平行平板形では従来Pcav以外を1.0と扱いPcavには算出値を用いており、空洞補正係数を1.0と仮定するわけではない。
- × 相互校正の基準線質は高エネルギー(R50≒7.5g・cm⁻²以上)が推奨で、R50>4ではない。
- ○ 円筒形は幾何学的中心から0.5r線源側を実効中心として測定する。
- ○ 円筒形のPcavは平均エネルギーが低いほど小さい値をとる。
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