第70回 午前 問31
2つ選ぶ脳血流 SPECT で行われる画像統計解析で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1投影データを用いて解析する。
- 2全年齢で共通の正常データベースを用いる。
- 3脳の部位ごとに正常データベースと比較する。
- 4放射性医薬品ごとに異なる正常データベースを用いる。
- 5Alzheimer(アルツハイマー)型認知症の診断では有用性が低い。
正答: 3・4
正答: 3, 4
脳血流SPECTの統計解析(3D-SSP、eZIS等)では再構成後の断層画像を用い、脳の部位ごとに正常データベースと比較して血流低下を検出する。正常データベースは薬剤ごとに集積特性が異なるため薬剤別に用意される。
- 1. × 統計解析は再構成後の断層画像を用いるもので、投影データそのものは用いない。
- 2. × 正常データベースは加齢による血流変化を考慮し年代別に整備され、全年齢共通ではない。
- 3. ○ 脳の部位(ボクセル)ごとに正常データベースと比較し統計的差異を検出する。
- 4. ○ 薬剤により集積動態が異なるため、放射性医薬品ごとに専用の正常データベースを用いる。
- 5. × Alzheimer型認知症では特徴的な血流低下(頭頂側頭葉、後部帯状回等)が検出され、統計解析の有用性は高い。
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