診療放射線技師 過去問集
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第70回 午前 問19

脳白質神経路の走行を推定するのに用いられるのはどれか。

  1. 1ASL (arterial spin labeling)
  2. 2BOLD (blood oxygenation level dependent)
  3. 3DTI (diffusion tensor imaging)
  4. 4MRA (magnetic resonance angiography)
  5. 5VBM (voxel-based morphometry)

正答: 3

(a) DTI(拡散テンソル画像)は複数方向の拡散強調撮像により各ボクセルの拡散の異方性をテンソルとして算出し、水分子の拡散が神経線維の走行方向に沿って生じやすい性質を利用して脳白質の神経路(トラクトグラフィ)を推定する手法である。

(b)

  • × ASLは動脈血中の水プロトンを標識して脳血流を非造影で評価する手法であり、神経路の推定には用いない。
  • × BOLDは血中酸素化度の変化を利用した脳機能マッピング(fMRI)の手法であり、神経路の推定には用いない。
  • ○ DTIは拡散の異方性から神経線維の走行を推定するトラクトグラフィに用いられる。
  • × MRAは血管を描出する手法であり、神経路の走行推定には用いない。
  • × VBMは脳の局所的な灰白質・白質の体積を統計的に比較する形態計測手法であり、神経路の走行推定には用いない。

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